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お客様が必要なものは売れる。
こんにちは!井上幸子です。
ビジネスの世界の真実のひとつ。それは、必要なものは売れる、ということです。
必要なものは、生活用品、教育、サービス、情報など、たくさんあります。
そして、お客様は必要や欲求が満たされれば、また、困りごとが解決すれば良いのです。
その視点から、ビジネスの世界でよく言われている言葉を、見直してみます。
顧客満足度を上げよう
この言葉は、よく聞きますね。
でも、ひとつの商品やサービスについて、たくさんの満足度を上げていくことは、ビジネスとしては正解ではないと考えています。
商品やサービスは、お客様の欲しい物、困った、悩み、問題解決に応えることが大切です。
そして、もっとも欲しいもの、一番困っていること、問題解決を重視していくことが、一番大切です。
さらに、いろいろなご要望についても応えていくことは、お客満足度は上がっていきますが、コストも負担も、どんどんアップします。
音楽教室を例にすると、楽しく良いレッスンが評判になり、生徒さんが集まった。さらに、いい部屋、いい楽器、もっといい場所、もっといい事務対応など、全て応えていったら、顧客満足度はアップしたが、費用もとても上がってしまった。
この場合、元の価格のままでは、お客様が増えて売り上げはアップしますが、利益は上がらず忙しくなるだけで、あなたの事業は疲弊して経営が続きません。
経営を継続するためには、コストアップ分だけ値上げする必要があります。
それは、生徒さん(お客様)が、求めていた結果でしょうか?
とても高いお月謝でも、とても便利な立地で、おしゃれで広いお部屋で、最高級の楽器で練習したい、その様な生徒さんはとても少数です。
全てに応えていくことは、ビジネスとしては難しいのです。
良いレッスン、生徒さんの上達と楽しみ、そして支払えるお月謝、求められているものを満たせれば、教室は繁盛します。
もっとも求められている欲しい点をつかんで提供すること、そのほかの部分は、必要最低限、もしくはある程度、そして価格は予算内、それが求められている商品とサービスです。
コンビニは、品物の価格が定価でも、スーパーほど品揃えがなくても、接客は今一つでも、近くにあり24時間営業であれば、みんな利用していますよね。
地域によっては、24時間営業であれば、遠くても行きます。
24時間営業という、一番の欲しいものが提供できるサービスであれば、良いのです。
価格が定価でも、サービスは良くなくても、今必要なものが売っていて、買いに行ける範囲であれば、その存在は喜ばれています。
24時間営業が必要だから、売れているのです。
この問題を解決できるなら、他の要望を満たさなくても満足度は高くなる、その様な需要を探していきましょう。
売り方を学ぼう
売り方とは、買わせる方法ということです。
セールストーク、お客様の感情に訴える、欲しい気持ちにさせる話し方、普段の付き合いから断りにくい、など様々な手法があるようですね。
販売方法や広告方法にも、感情を操作したりするテクニックがあるようです。
売り方を学び実践すれば、ビジネスの成果を上げることは可能です。
でも、成果を継続していくことは、簡単ではありません。
なぜなら、お客様が本当に必要としている品物やサービスを、提供していないことが多くなるからです。
あなたも、店頭で店員に、また友人に勧められ、後で、「なんでこんなものを買ってしまったんだろう」、と思ったことはありませんか?
必要でないものを売り方で買わせてしまうと、リピーターを作ることができません。
常に新規相手に売り方で買わせていく方法では、長いビジネスは難しくなります。
必要とされる商品やサービスを提供して、商品やサービスにファンをつくることで、ビジネスを長く続けていきましょう。
このほかにも、まだまだ、ビジネスでよく言われていることには、本当なのだろうか?と疑った方が良いものがあります。
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