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売り物を間違えるとビジネスは大変! ビズアップラボ8月勉強会
こんにちは。井上幸子です。
ビジネスを作るときに、一番大切ものは何でしょうか?
一番大切なものを外してしまうと、どんなに頑張っても成果を出すことができません。
目次
ビジネスをつくるときに一番大切なものは売り物です。
売り物は、あなたが取り扱う商品やサービスです。
これが、売れる売り物でないと、いくら頑張っても結果はでません。
それは、あなたが売りたいものではありません。お客さまに買ってもらえるものはなにか?が、大切になります。
そして、売れる売り物は、新しく作ったり見つけてくるだけではありません。
いま、あなたが持っている売り物を、お客様に買ってもらえるものに変えることもできます。
また、あなた自身がお客様に必要とされ売れるものを持っているのに、気付いていないこともあります。
お客様が困りごとや問題解決に必要としているもの、それがわかると売れる売り物を作ることができます。
だから、売れる売り物を作るためには、お客様の勉強をすることが大切なのです。
売り物を変えて成功したビジネス
・M&Aの仲介会社が、融資を含めた資金調達を売り物に変えて、売り上げを大きく伸ばした例
資金調達に困っている事業者に、M&Aの話の営業をかけても聞いてくれないので、お客様が一番わかりやすい融資付けを売り物として、資金調達や事業問題の解決の話をすると、M&Aの話も聞いてくれるようになりました。
M&Aで解決できる困りごとは、資金調達、事業の存続問題(後継者、従業員問題)、できるだけ費用をかけず廃業したい、生活や事業を立て直し等があります。
きっかけは融資付けでしたが、お客様が悩んでいる問題の根本を解決したことで、お客様から感謝されるようになりました。
M&Aを売り物とすると売れませんでしたが、売り物を融資を含む資金調達など変えることで、売り上げを大きく伸ばしています。
お客様が探しているもの、解決したい問題の根本を理解すると、売れる切り口を見つけることができます。
売り物は他人のものでも良い
売り物は、必ずしも商品やサービスを自分で作らなくても構いません。
お客様が必要としている商品やサービスを見つけてきて、売り物とすることもできます。
海外の商品やサービスや書籍など、まだお客様が知らない、また知っていても提供されていないものを持ってくることができます。
日本でやると流行りそうと目を付けて、日本マクドナルドは海外からフランチャイズ権を取得して、セブンイレブンはライセンス契約を締結して日本に上陸しました。
いま、全国に1800店舗以上展開されている、女性だけの健康体操のカーブスも、ロイヤリティーを支払ってアメリカから流行りそうなものを持ってきました。
そして、日本で大きく成功したセブンイレブンやカーブスは、逆にアメリカ本社を買収するまでに成長しました。
こんな大きな話でなくてもできることはあります。
海外で見つけた書籍や教材で、まだ日本で販売されていないもの、日本語訳されて販売されていないものを、翻訳して持ってくることもできます。
もちろん、作者、著者に許可をとることは必要ですが、まだ日本に入っていない書籍や商品であれば、十分に可能性があります。
お客様の困りごとや悩みが解決すれば、人のものを持ってきて売り物としても、ビジネスを作ることができます。
新しい商品やサービス作りの活動報告
音楽とリズムで遊んで学ぶ!音楽講師の教える育脳法「マスビート協会」増永恵美さん
個別公開コンサル
但馬檀:運を拓く15の法則 但馬檀さん
これまでも占いで、多くのお客様のご相談を受けてきました。
占い以外の今までのご経験を活かして、健康系の事業計画を進めていらっしゃいます。
いま運営しているWordPressで作成したオウンドメディアには、これまでも多くの記事が発信されており、アクセス数も相当数あります。
まず、新規事業の健康系については記事の書き方や発信内容次第では、Googleからペナルティーを受ける可能性があるため、これまで育ててきたオウンドメディアとは別に作成運営することをお勧めしました。
ペナルティーを受けると、これまで積み上げてきたページのランキングに大きな影響が発生します。
健康系や医療系の情報発信については、信頼性や権威性などデリケートな判断がされる可能性があるため、これまで育ててきたオウンドメディアを守ることも考えていきます。
また、現在運営中のオウンドメディアには動画発信が多いので、動画の内容を文字に起こして、記事数と文章量を増やすこともお勧めしました。
もちろん発信内容が役に立つことが一番大切なのですが、記事数や文章量の蓄積により、検索対策を行っていくことも効果的です。
大倉山でフラダンス♪笑顔いっぱい、元気になれるフラ教室? Hula Halau 'O Ku'uwahineu'iokalani 日本校 Yoko Koyamaさん
大倉山で、フラダンス教室を運営されています。
これまで、ブログやホームページなどからのお問い合わせがあまりなかったとのことですが、50名様以上の生徒さんがいらっしゃり、これまでしっかり指導されてきた実績で、着実に広められてきました。
アメブロとホームぺージを拝見しましたが、お教室を探している人向けの記事になっていないため、お問い合わせに繋がっていないと思われます。
タイトルやキーワード等で検索上位を目指すことも大切ですが、検索結果ではじめて来てくれた読者さんが1ページ目を見て、直感的にこのページに自分が探している物がある、とわかるページにすることが大切です。また、フランダンスをこれから始める方、探している方など、フラダンスに詳しくない方にもわかりやすく書くことも大切です。
直感的に、分かりやい!楽しそう!とお伝えできる記事の書き方について、お伝えさせていただきました。すでに楽しそうなレッスンのお写真をお持ちなので、いい集客ブログを作ることができそうですね。
そして、借りているテナントですが、フラダンス教室開講時間以外は空いている時間がたくさんあります。
せっかく借りている時間なので、空いている時間にはフラダンス教室以外を運営していくこと、貸会議室として運用する等、テナントの有効活用についてお話しさせていただきました。
JDTA 日本一般社団法人日本発達療育士協会 奥田幹子さん
一般社団法人を立ち上げて、グレーゾーン発達障害の専門家である発達療育士を養成するための活動を行われています。
昨年11月から協会立ち上げ講座をスタートして、これまでに20名の方がアドバイザーとなり、5名の方が発達療育士として講座を開くことができるようになりました。
これまでは口コミ中心だったのですが、もっとたくさんの人に知ってもらい、定期的に講座を開きたいとのご相談です。
Wixで作成したオウンドメディアを運営していますが、興味関心がある方が知りたい内容、そして料金など必要な情報が分かりやすく掲載されていて、とても分かりやすくい良いページです。
公式ブログを外部に持っていますが、このオウンドメディア内にブログも持って情報をどんどん発信して、記事数や文章量をふやしていくことで、このオウンドメディオアの発信力と集客力が高まります。
そして、講座販売の為にはメルマガ、幅広い告知方法としてはFacebookが効果的です。
・広く告知していく方法として、Facebookで子どもに係る人に1日50名程度お友達申請をすること
・講師養成講座やセミナーを販売するためには、メルマガを始めて読者さんを増やしていくこと
一般社団法人日本五感療法協会 佐藤マイアさん
アロマと音叉を使った治療方法セラピーについて、一般社団法人 日本五感療法協会を運営されています。
現在運営しているオウンドメディアの導線、事業の告知集客活動と収益化についてご相談を頂きました。
WordPressで作成されたオウンドメディアはについては、売り上げにつなげる記事の書き方についてお話ししました。
まず、記事を最後まで読んでもらうためには、「誰がどうなる」、「お客様の声」をしっかり書くことが効果的です。そして、記事を読みっぱなしにされないで売り上げにつなげていくためには、記事の最後はメルマガ登録か販売や募集に繋ぐ流れを作ります。
このほか、サービスの動画配信についてお話ししました。地方のお客様はご参加いただくのが大変です。こちらの問題を解決することで、売り上げにつながることが期待できます。
販売方法や提供方法で、お客様の苦痛や困りごとを解決できると、売れる売り物に変わっていきます。
今回は、公開コンサルが4件あったため少し長くなりましたが、以上で8月の勉強会は終了いたしました。
全国で、同時配信でご覧いただいた方も、ありがとうございました。
ビズアップラボでは、良い商品とサービスを作り、お客様にしっかりお伝えしていく、納得して購入してもらう、長く続くビジネスを目指しています。
そのための商品作りの考え方や、お客様にお伝えしていく方法を、一緒に学んでいきます。
メールマガジンでは、集客ブログの書き方、メルマガの書き方、SNSの利用方法などのお客様への告知方法から、一番大切なお客様が必要としている商品やサービス作りまでお伝えしていきます。