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ビズアップ8月勉強会 生徒さんを増やして、教室を大きくしていく・事業を広げて、収入を増やしていく
こんにちは!ココエミの浅岡みほりです。
8月のビズアップラボ勉強会を、8月23日に開催しました。
会場へも皆さまにお越し頂き、賑やかで盛り上がりました。
Zoomからも、沢山の方々にご参加いただきました。本当に、ありがとうございます。
今回は、生徒さんを増やして、教室を大きくしていく・事業を広げて、収入を増やしていくことについて、井上幸子からお話しました。
勉強会は、当日参加できない方にも録画を配信いたしますので、ビズアップラボ会員のかたは、朝昼晩寝る前、いつでもご覧いただけますよ。
目次
まず3名のビズアップ会員さまから、実践報告をして頂きました。
神奈川県川崎市の音楽教室、AYA鍵盤ハーモニカ協会 日比野綾子さん
神奈川県川崎市の音楽教室、AYA鍵盤ハーモニカ協会 日比野綾子さんは、ビズアップラボの5期生です。
鍵盤ハーモニカ・ピアノ・エレクトーン教室を開きながら、指導者向けの講座も開催されています。
これまで作ってきた資料や楽譜を、自分の教本としてまとめて、それを今度は、他にも求めている先生方に向けて、講座と教材として作り上げられました。
自分のノウハウをまとめた教材や、講座を作りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
皆さんがどのようにして、形にして、実際に販売されているのか、とても参考になるお話ですよ。
所沢市のピアノ、リトミック教室 宮本理恵さん
所沢市のピアノ、リトミック教室 宮本理恵さんは、コロナウイルスの自粛期間中に、アメブロやホームページを始められました。
初めは、なんとなく記事をたくさん書いていて、お問い合わせがなかったそうですが、ビズアップに入り、教室の案内記事を書いて、これまでの記事もコツコツと修正していきました。
今は、ブログとホームページどちらも、検索で1ページ目に載るようになりました。
ホームページは、1ヶ月で約5000件のアクセスがあり、ビズアップに入って、自分で集客する力や、自信が付いたそうです。
東京都大田区の音楽教室、ベビーふれあい協会 井田麻衣子さん
東京都大田区の音楽教室、ベビーふれあい協会の井田麻衣子さんは、赤ちゃんのレッスンが大人気です。
現在は、全体で160名の生徒さんと、6名の講師を雇われています。
地域のお子さんの健診を頻繁に調べて、皆さんの健診が終わった頃の時間をねらって、チラシ配布をされているそうです。
可愛い絵を大きくプリントして、配布する時に置くという工夫も、お話してくれましたよ。
今は、大人気のベビーレッスンのノウハウがつまった教材を、頑張って作られています。
ピアノ、リトミック教室の公開コンサルも行ないました
千葉市のピアノ、リトミック教室 田中遥さん
千葉市のピアノ、リトミック教室 田中遥さんは、今年の4月から、千葉市でピアノ教室を開かれました。
秋から、リトミックも始めるために、チラシを3000部配布したけれど、なかなか集まらない、というご相談です。
地域にどの辺りにお子さんが多そうか、先生たち自身が一番分かっていることが多いですよね。
初めの頃は、チラシは、自分でねらって撒いていくのがおすすめです。
ポスティング業者に頼むと、1000部まいて1件のお問合せというのが、大体の目安です。
家や人を選んで、自分で渡したり配布した場合は、業者の10倍ぐらいの反響があることも多いです。
ポスティング業者に頼むなら、10万部程は配布した方が良いですね。
また、単発のレッスンは、継続していただくことが難しいです。
イベント形式で1回単位のレッスンをするのは、継続生徒さんが積み重なってこないので、参加人数がある程度いても、教室運営が安定しません。
入会の人数が減ったとしても、しっかり定期レッスンにして、1人ずつ丁寧に、お月謝の継続生徒さんを集めていくことが大切です。
チラシの添削や、レッスンの曜日、お問い合わせ先などについても、アドバイスさせていただきました。
勉強会のテーマは、生徒さんを増やして教室を大きくすること、事業を広げて収入を増やしていくことについて
井上幸子が自分の教室を持ったときの経験を、お話させていただきました。
勤め人講師からスタート
1993年、学校の先輩の紹介で、世田谷区のリトミック教室で講師としてレッスンを始めました。
はじめての体験レッスンは、1名も入会しなかったそうですが、楽しいレッスンアイデア、声掛けなどを勉強し、翌春には週4日、リトミック講師として仕事を増やしていきました。
その頃の収入は、リトミック講師の給与20万 + 飲食店アルバイト5万円、だったそうです。
自分の教室も持ちたい
勤め人講師をしながら自分の教室をスタート!
1994年4月、週4日は世田谷区のリトミック教室で働きながら、空いていた曜日で、自分のレッスンをスタートしました。
初めて募集したクラスは、1歳児クラス(1歳9か月~)、2歳児クラス、年少クラス。
1歳児クラスと2歳児クラス、合計10名が入会してくださり、はじめて自分の教室の生徒をもつことになりました。
教室のレッスン会場はどうやって探す?
0から生徒募集をスタートし、準備金も0。
生徒数はまだ少なく、会場費は多く払えないため、時間借りができる安い会場を探していきました。
営利目的で使用できる公共施設を探して、東京都内だけでなく、近隣県を含めて探したそうです。
家でレッスンが出来なかったので、結果的に、公共施設でグループレッスンに最適な場所を見つけることができたといいます。
教室を成長させていく
レッスン時間と科目を増やしはじめた
教室スタートから2年目、教室拡大のため、レッスン時間と科目を増やし始めました。
● 時間を増やす
・ 2歳児クラスの生徒さんが、年少に進級することになり、午後枠のリトミックをスタート。
午後枠も借りたが、リトミックは1クラスしか生徒さんがいない。(借りている時間が余る)
● 科目を増やす
・会場の空き時間で、 バレエを1クラス開講(江東区文化センターの空き時間)
・ ピアノを教え始める(自宅マンション)
● 雇用する
・ バレエの先生を雇用(知り合いの紹介)
・ リトミッククラスのアシスタント
生徒数が80名程度になった頃、アシスタントの先生に来てもらうことに。
新しい集客方法
こちらも教室スタートから2年目、チラシと合わせて、教室ホームページを作ってみたそうです。
Windows95の発売や、Yahoo!の登場など、時代の流れがネットに移ってきたことを感じて、ホームページを制作しました。
当時は、テキストとイラスト中心のシンプルな情報、少ない写真だったそうですが、教室情報とお問合せ先を、24時間公開できるようになったのは大きいですよね。
音楽教室の経営について、たくさんお伝えさせていただきました
その他にも、たくさんのお話をさせていただきました。
・初めての発表会
・勤め講師からの独立
・子育てとの両立
・初めてテナントを借りたときのこと
・ヴァイオリンやフルートなど、さらに科目を拡大
・テナントを持つための費用について
・講師や事務スタッフの求人について、など。
テナントを借りる判断、費用について
テナントを借りるときの判断基準
最後に、気になっている方が多い、テナントについても井上からお話したことを、お伝えさせていただきます。
テナントを借りる判断について、このようなことを目安にすると良いかと思います。
・生徒数は最低限50名程度から。
いま満席でお断りしているなど、更に増える見込みがあることも重要です。
・現在の生徒さんからの収入で、家賃とローン返済ができる。
・ピアノの生徒さんが増えてきている。
※器楽の教室(特にピアノ教室)は、圧倒的に安定しています。
テナントを持つための費用について 1教室目
井上が、1教室目のテナント(新築、フロアの3分の1)を借りた、1998年のときの例です。
・内装費 → 200万円(リフォームローンを利用)
・ピアノ → 100万円(グランドとアップライトの中古)(こちらもローン)
・礼金、敷金、保証金など → 約100万円(自己資金)
はじめて銀行に借り入れ申し込み → 税理士を通しても融資不可(融資に厳しい時代)
自己資金100万 + ローン300万円で、始めました。
・ 現在は色々なスタートアップ向け融資など、いろいろ仕組みがあるので、ご自分の自治体を調べてみましょう。
・ きちんと確定申告していれば、300万円程度なら借り入れしやすいです。
・ただ、 事業がうまくいかなくなってきてからの借り増しは、難しいので、事業計画、返済計画をしっかり考えてから、テナントを持つことがおすすめです。
テナントを持つための費用について 2教室目
・内装費 → 100万円程度で、最低限の工事のみを依頼(床、壁、仕切り、窓など)
床は、コンクリートの上に薄いシートだけを貼り、自分達でタイルカーペットを敷く。
・敷金、礼金など → 50万円程度
・ピアノ3台 → 50万円程度
今後買い替える予定で、本当に安いものを中古購入(アップライト2台、グランド1台で50万円程度)
なんとかぎりぎり、借入無しでスタート。
自分も教室を始めたい!まず何から始めたらいい?
今は、ネットの集客がメインです
まずは、ネットで地域の他の教室を調べると良いと思います。
教室が多いことを気にされる方もいますが、教室が多いということは、習い事をしている人口が多いので、決して不利なことではないです。
実際の教室がどれだけあるかよりも、ネットに強い教室、ネット上のライバルがどれくらいあるか、が大事です。
地域によっては、とても頑張っている教室があって、同じ地名で検索を上げるのは難しい場合もあります。
地名の書き方を工夫して、集客できることもあります。
ビズアップラボの会員ページでは、地域をどこにしたら良いか?何から始めたら良いか?など、あなたに合わせた具体的なご相談に、アドバイスさせていただけますよ。
教室ブログの作成や、パソコンの操作方法など、ビズアップラボのメンバーさんは、会費内で無料で受けていただけます
ビズアップラボは、いつもお互いに応援し合っているメンバーさんばかりです。
遠方から、Zoomで参加されている方も多いですし、メンバーさん全員に当日の動画を配信しているので、リアルタイムの参加が難しい方も安心してご覧いただけます。
会場参加の方はパソコンなどをお持ちいただければ、勉強会終了後、1時間程度のブログ、ホームページ、PC等の指導も行っています。
ビズアップラボ、次回は2023年10月2日(月)から募集予定です!
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